2009年9月3日木曜日

両親が伊達を去る

途中から両親の動向報告がなくなったので、
どうしたかと思われた人もいたかと思うが、おかげさまで
8月28日に伊達市を離れ、横浜のウォーターフロントへと
帰って行った。

総じて、3ヶ月の伊達市のステイは良かったようで、
それなりに結構満足していた。

実は当初から根っからの都会人の両親が、
こんな地方で時間を持て余してしまい、すぐに帰って
しまうのではないかとも心配していたのだが、
なんか「あっという間だった」というからびっくりだ。

確かに息子が住んでいて、孫もいるから、
適当に行き来もしてはいたし、僕自身も数日はつきあって
周辺を案内したり、ゴルフにも連れて行った。

しかし、概ねほとんどを夫婦2人で過ごし、しかも
車がなかったので電動自転車で市内周辺をウロウロしたり
買い物に行ったり、アパートでゴロゴロしたりという感じ。

レンタカーは3回くらい借りて、レークヒルゴルフクラブや
茜カントリー、そしてその中の一度はニセコ経由で積丹方面に
ドライブしてきた。

「まあ、結構いい町だな。ここは。特に山並みが素晴らしい。」
というのが父の感想。

ただ、買い物をしたりしながら時間をつぶす場所が
ないのが困る、とも言っていた。

当たり前だ。

母は「いいところだわねえ。でも物価が安いとは思えず、
かえって食材とか公共料金とか高くついたと思う。」と
生活感あふれる感想。
で、最後にくれた地域振興くじびき券が50万円分相当以上。
2人で何にそんなに使ったの??とびっくりだ。


最後には清水農園や黎明館の気に入った野菜や
オオヤミートの豚肉や牧家のソーセージなどを
しこたま買ったり人に送ったりしていた。



父は昭和11年生まれ。母は12年。
もう73歳になるのか。
歳をとっても生活できる想定で、
車なしの地方生活を3ヶ月実践してみた。

横浜に帰った今、伊達の生活を思い起こしては
また来たいと思うのだろうか?


彼らは横浜から送って来て使っていた
古い方の電動自転車を我が家に置き土産で置いて行った。
電動自転車は両親の生活スタイルを象徴しているような
気がする。


近くの方が何かとお互い都合がいいことも多いが
たまに会う方がもしかしたら気が楽かも・・・笑


電動自転車

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