ラベル お試し滞在 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル お試し滞在 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2009年9月3日木曜日

両親が伊達を去る

途中から両親の動向報告がなくなったので、
どうしたかと思われた人もいたかと思うが、おかげさまで
8月28日に伊達市を離れ、横浜のウォーターフロントへと
帰って行った。

総じて、3ヶ月の伊達市のステイは良かったようで、
それなりに結構満足していた。

実は当初から根っからの都会人の両親が、
こんな地方で時間を持て余してしまい、すぐに帰って
しまうのではないかとも心配していたのだが、
なんか「あっという間だった」というからびっくりだ。

確かに息子が住んでいて、孫もいるから、
適当に行き来もしてはいたし、僕自身も数日はつきあって
周辺を案内したり、ゴルフにも連れて行った。

しかし、概ねほとんどを夫婦2人で過ごし、しかも
車がなかったので電動自転車で市内周辺をウロウロしたり
買い物に行ったり、アパートでゴロゴロしたりという感じ。

レンタカーは3回くらい借りて、レークヒルゴルフクラブや
茜カントリー、そしてその中の一度はニセコ経由で積丹方面に
ドライブしてきた。

「まあ、結構いい町だな。ここは。特に山並みが素晴らしい。」
というのが父の感想。

ただ、買い物をしたりしながら時間をつぶす場所が
ないのが困る、とも言っていた。

当たり前だ。

母は「いいところだわねえ。でも物価が安いとは思えず、
かえって食材とか公共料金とか高くついたと思う。」と
生活感あふれる感想。
で、最後にくれた地域振興くじびき券が50万円分相当以上。
2人で何にそんなに使ったの??とびっくりだ。


最後には清水農園や黎明館の気に入った野菜や
オオヤミートの豚肉や牧家のソーセージなどを
しこたま買ったり人に送ったりしていた。



父は昭和11年生まれ。母は12年。
もう73歳になるのか。
歳をとっても生活できる想定で、
車なしの地方生活を3ヶ月実践してみた。

横浜に帰った今、伊達の生活を思い起こしては
また来たいと思うのだろうか?


彼らは横浜から送って来て使っていた
古い方の電動自転車を我が家に置き土産で置いて行った。
電動自転車は両親の生活スタイルを象徴しているような
気がする。


近くの方が何かとお互い都合がいいことも多いが
たまに会う方がもしかしたら気が楽かも・・・笑


電動自転車

2009年8月3日月曜日

活火山の有珠山西山火口へ

久しぶりの晴れ間を見逃さず、両親を連れ出すことに。

両親は自転車しか持っていないので、天気が悪いと
気軽に移動できない。

それで夏休みにはいった子どもたちをつきあわせて
車で20分の豊浦(子どもたちの通う学校がある)
経由で有珠山西山火口から洞爺湖へ抜けた。

有珠山西山火口は伊達市から約20分ほど。
虻田という豊浦へ向かう途中から噴火湾と反対の洞爺湖方面へ
抜ける途中にある。


ここは2000年3月に噴火したときの火口で
今は水蒸気が噴出している。

西山火口
散策路である木道が整備され、くねくねした上りを歩いていくのだが、そこは噴火で隆起した丘である。

横浜から来た両親にとっては、火口が気軽に見られるということは結構魅力のようで、以前から行きたがっていた。

活火山の火口の近くまで行けるというこの場所は、考えてみると確かにあまり他に無い、周辺のオンリーワン観光スポットだ。


いつもここを歩くとそうなのだが、
団体で来ているのはみんな中国語圏の人々。
つまり、台湾/シンガポール/香港/中国 の
人々が目立っていて、結構な数のツアー客が来ていた。

あらためて中国語圏の人々の観光産業での重要性が
感じられた。



西山火口をひととおり歩くのに約1時間。
第2展望台まで行って引き返して来た。
第2展望台では噴火湾も見下ろせるなかなかの絶景。
しかし、両親は、「茜カントリー」という伊達市の
室蘭よりの山の上にあるゴルフコースからの
眺めの方がずっとすごかったと言っていた。

そんなところへも行っていたんだ・・・
(タクシーで行っていたらしい)

西山火口を終えて洞爺湖温泉街へ抜ける。
車で約5分ほど。すぐに洞爺湖が見えてくる。

温泉街は、前回2000年の噴火でも避難対象地域と
なった。すぐ近くで噴火したからだ。

それでせっかくだから、火山博物館にも寄ってみる
ことにした。ここはサミットをきっかけにずいぶんと
新しくなり、洞爺湖ビジターセンターとともに
リニューアルオープンしたところだ。

火山博物館シアター
火山博物館は有料で大人600円。
ただ、その価値はあって、とても良い記録映像などを観ることができた。

また、併設のビジターセンター(無料エリア)も自分にとってはとても面白かった。
この地域周辺の自然資源である生き物などをとてもうまく配置してある。
結構時間がつぶせるスポットである。



そのあとは湖畔の遊覧船乗り場近くの
足湯につかってから伊達に帰った。


久しぶりの晴れ間の感謝・・・


今日の両親のひとこと
・火口までは意外と簡単に歩けてよかった
・洞爺湖や噴火湾を見下ろすといつも美しい
・洞爺湖温泉街はガラガラだが大丈夫なのか
・中国人ばっかりいるなあ

2009年7月22日水曜日

北海道に戻ってホッとした?

両親が1週間ぶりに伊達市に帰って来た。

なんと「帰って来てなんかでもホッとした」
母が言っていたのを聞いてびっくりした。


さっそくみやげの「高級牛肉」で「すき焼き」パーティを
ウチで開催することとした。

久しぶりの本物の(?)すき焼き。
牛肉の香り・・・

うまい牛肉は北海道では手に入りにくいというのは
本当だろうか?

白老牛とかあるが、普段高級肉なんてたべないので
よくわからない。

ともあれ、自分ひとりで600g以上食べたかも・・・

胃袋は、野菜ばかりでなくて、たまには肉も食わせろと
言っているようだった。



食事が終わって薄暮となり、良い夕暮れになってきたので
アヤメ川公園を一番チビの子をつきあわせて両親と散策した。

少し足下がくらくなっていたが、
小川のながれる音や林のざわめきとともに
木々のシルエットの中を一歩一歩楽しみながら歩いた。


夕暮れが少し雲の合間から見えていたので
家に戻るなり車をとばして「見晴らしの丘」に連れて行った。車でウチから約5分。

伊達市のマチ灯りと海と山のシルエットが楽しめる
絶好の丘である。

夕焼けは残念ながら見えなかったものの、すばらしい
残光を、顔をなでる少し涼しすぎる風の中、みんなでしばし楽しんだ。

夕暮れの見晴らしの丘
<見晴らしの丘にて/画像クリックで拡大!>



両親の今日のひとこと

・すばらしいねえ
・この丘、今度昼間に歩いてみよう

2009年7月14日火曜日

横浜に一時帰国?

先日両親が横浜に一時帰国した。

都議選のためだったのか、理由はよくわからない。

もしかしたら病院の定期検診だ。


父は脳溢血と肺がんの手術を数回。
母は脳溢血で頭蓋骨をノコギリで切った。

だが、ありがたいことに二人とも今はぴんぴんしている。
父は肺がんで摘出した1/3の肺のせいで、
運動は苦しそうではあるが・・・


昭和10年代までは強い世代なのだと思う。
戦争を子どもの頃に経験した最後の世代。

粗食に耐えて、それゆえに基礎体力はたくましいものがある。


そういうふうに考えると、昭和20年代からは大きく
変わる世代になっているのかもしれない。


昭和30年代の自分の世代は、絶対に基礎体力というか
生命力はずっと弱いはず。
何しろ光化学スモッグやら化学調味料やらの世代である。

でも医学の発達でなんとか寿命は延ばしているわけだ。


熱暑が伝えられる首都圏に帰った両親に電話して
今の感想を聞いてみた。

すると、ちょっと意外にも、また伊達に帰って来たい気持ちが
あるとのこと。

特に美しい山々、そして涼しくてさわやかな空気は
首都圏にない、何よりも代え難い魅力らしい。

うまい牛肉をおみやげに、今度の日曜日には帰ってくる。
その夜はみんなで「牛肉の」すき焼きパーティだ。
(北海道は豚肉だ・・・)

いなきゃいないで、少し寂しいと感じている。

2009年7月7日火曜日

両親、函館に行く

両親が7月8日から1泊2日で函館に行くことになった。

レンタカーで行くか、JRで行くか、さんざん迷っていたが
結局JRにした。

伊達市から函館までは夏であれば約3時間弱のドライブ。
JRでは2時間強。
函館には市電もあるし、まあJRでも問題ないだろう。

インターネットで宿泊施設などの情報を検索し、
結局函館山にある夜景の綺麗なペンションかどこかにした
らしい。

五稜郭など、お決まりの観光コースをまわり、
夜は誰かからの紹介で地元の人が行く居酒屋で
イカのゴロを初めて食べてうまかったらしい。

翌日には予定よりも早く、もう昼すぎには帰ってきたとの
連絡があり、びっくり。
まあ期待していたほどおもしろくはなかったということだった。


帰ってきたのはいいが、すぐに父が床屋に行くという。
最近町中にオープンしたばかりの全国一の売上を誇るという
理容店である。

あとで感想を聞いたら、5分でハサミでなく、バリカンだけで
髪を切られてドキドキしたとのこと。
母は「別に下手でもなく支障はない」との評価。

大手のフランチャイズがやってきて、他のお店を圧迫
しないといいが・・・




両親の今日のひとこと
・函館は横浜市民の自分たちからするとミニ横浜。
 レンガ倉庫とか古い建物とかもたいしたことない。
・イカなど食べ物は結構よかった
・夜景はまあまあ
・朝市はよくなかった
・今度は松前に行きたいので連れて行け

2009年7月5日日曜日

隣町室蘭へ行く

日曜日に時間があったので両親を家族と
室蘭へ連れて行くことにした。

目的はウチの末娘のための水族館。

そう、室蘭には小さいながらとてもアットホームな
水族館があるのだ。

この日は霧が途中から晴れ、天気に恵まれ、
ペンギンもアザラシも暑そうに
ダラダラとしてたのもいたが、至近距離でいろいろな
動物や魚を見ることができてよかった。

年に1回もくることないようなところだが、
たまにくると楽しいものだ。

小プールでは子どもたちが砂地の水中に足をつけ、
魚やヒトデ、ナマコやカニ、それにヤドカリを
つかんで遊んでいた。

水族館の近くのマスイチ浜の断崖から太平洋を臨んだが、
なかなか綺麗だと感動してくれた。


その後ワンコインで食べられると妻が言うので
ビクトリアステーションに寄ったが、平日しかやってない
ようで、「それならここでなくてもよかったのにぃ」と
苦笑した。が、スープバーでおなかがいっぱいになったので
よかった。(両親もおかわり自由だということでいっぱい
おかわりしていた。都会者も根性は同じようだ。)

しかし室蘭のおいしい店というのは、伊達に比べると
はるかにすくないのではないか。
室蘭の人もおいしいものを求めて、みんな伊達に食事にくるらしい。

最後にセカンドストリートというリサイクルショップに
両親を連れて行ったら、楽しく買い物をして、結構1着300円から1,500円
の服を買い込んでいた。

こういう店なんて行くことがないからだろうか、しかし
あまりにも意外で信じられなかった・・・汗


家に帰ったら、伊達市の海水浴場がある有珠町の
「有珠磯まつり」に参加した息子が、じゃんけんゲームで
「アブラコ(アイナメ)」と「ナマコ」をもらってきていた。

アブラコは高級魚で都会に行ってしまう魚。
焼き魚で早速食べた。ちょっと磯臭かったなあ。
ナマコはインターネットで酢漬けの料理方法を調べて
一応調理したが、しばらく冷蔵庫に眠ることになり、
その様相からして、誰も食べる勇気がないようだ。
ナマコ


両親の今日のひとこと
・水族館は結構楽しかった
・マスイチ浜からの眺めは、なかなかきれいだった


より大きな地図で マスイチ浜断崖景観 を表示

2009年7月2日木曜日

薄暮プレイでゴルフする

トーヤレークゴルフ
<クリックで拡大>


北海道は夏が長い。

日本列島の一番東であるため日が昇るのが早い。
また、一番北でもあるので、日が暮れるのも遅い。

よくできたもので、短い夏しかない北の国の特権である。

6月20日あたりに夏至があり、7月半ばまでは
天気がよければ朝の4時頃でももう十分明るい。
伊達に来た頃には朝野球もやったものだ。

そんな事情もあるので、ゴルフも早朝と薄暮のプランもある。

この日、仕事が一段落したのを見て
両親を薄暮プランのゴルフに連れて行った。

父は肺がんのため3分の1肺を摘出していることもあり
カートでないと廻れない。
そこで自ずとカートでまわるトーヤレイクゴルフクラブに
行った。

3時少し前に伊達中心部を出て、3時20分には
込み込みで4,800円(だったかな?)をフロントで前払いし、
もうコースに出ていた。

途中、母がクラブをどこかに置き忘れ、探すハプニングも
あったが、無事に7時すぎにはチェックアウト。

羊蹄コースでのすばらしい湖を見下ろすところでは
感動していた。

また、ここのクラブの上の方にあるロッジから見下ろす
洞爺湖もすてきだ。

この日は少しモヤがかかっていたが、
両親は感動していたようだ。

帰りには伊達中心部に戻り、ファミリーレストラン悠(ゆう)で
食事。おいしいとんかつをごちそうになった。

両親の今日のひとこと
・洞爺湖は美しい
・3時から回れるなんて幸せ

2009年6月30日火曜日

札幌に隣接する大滝も伊達市

伊達市は旧大滝村と平成18年3月に飛び地合併。
もとは壮瞥町を含めての3市町村対等合併のはずであったが
壮瞥町が離脱。

結局大滝村は伊達市の一部となり、大滝区となった。

大滝区となったこの地域は伊達市中心部より車で約30分〜40分。
国道453号と270号が通る山間地域で人口は1500人ほど。
札幌市南区や千歳市と接する。

戦前は鉱山産業があり、昭和40年代くらいまでは
それが大きな産業であったが、閉山後、早くから
福祉の村としての位置づけを開始。
今も多くの福祉施設がある。

北湯沢温泉があり、野口観光が大型温泉滞在施設を運営して
札幌を始め、多くの人がここを訪れる。

交通は道南バスのみ(終点まで1時間)なので
両親はレンタカーを半日借りていくことにした。

目的は北湯沢温泉とノルディックウォーキングコースの散策。

ノルディックウォーキングコースは、夏はノルディックウォーキング、
冬はノルディックスキーの国際大会が行われる、大滝自慢の資産。

最近は健康志向も上昇して、特にノルディックウォーキングの
人気は高くなってきている。

→ ノルディックウォーキングの紹介


このコース内にあるナイアガラの滝は
私も大好きな滝のひとつで、四季折々のすばらしさを
見せてくれる。


北湯沢温泉の名水亭は、第一と第二とあるが、
第一名水亭には大露天風呂、第二名水亭には外に温泉プールがある。
ただし水着着用が必要。

なお、北湯沢温泉には名水亭の他にも「御宿かわせみ」という
川べりにある露天風呂を持つ宿もある。

両親は車で、奥の方にある「三階滝」に行って「タピオラ」という
レストランによりながら、ノルディックウォーキングコース、
そして温泉につかって帰ってきた。

両親の感想
・滝は結構きれいでよかった
・温泉はもっとゆっくりつかりたかった
・途中の野菜直売所めぐりも今度ゆっくりとしたい

2009年6月28日日曜日

イベントシーズンに突入!

北海道のアウトドアイベントのシーズンは短い。

5月連休明けてから、せいぜい10月半ばまで、半年あるかないかといえるだろう。

両親たちは先日金曜日、久々の天気になったので市内でレンタカー(トヨタレンタリース)を借りて豊浦→真狩→ニセコ→倶知安→余市→岩内→倶知安 ・・・というふうに積丹半島をぐるっと一周するドライブにでかけた。

どこに寄ったのか聞いたが、ほとんど車に乗っていたというから両親らしいと笑ってしまった。田舎に来てまでも、なんでそんなに急ぐんだろうか。

ま、まだ地方の生活のペースになっていないということか。


結局ぐるっとドライブだけして日帰りの旅は終わり、次の日は疲れて滞在アパートで休息したらしい。ちなみに、我が家へのおみやげは真狩の湧き水18リットル。容器を現地で1,000円も払って、重いのに買って入れてきてくれたという。

フリーマーケット
6月28日(日)は伊達市では市の中心部にある道の駅界隈で大規模なフリーマーケットが開催され、同時に前日からは伊達紋別駅そばの石蔵で恒例のアート市楽市らく座があった。

妻は少ない収入の親父を横目にせっせと4人の子どもたちのための買い込みに走るのであった。


前日27日(土)に、11月まで毎週土曜日早朝に伊達漁港で開かれる「海の母ちゃん朝市」に行った両親は、新鮮なタコや魚などを購入。「タコは安い・・・」と感動していた。

そして日曜日は朝からフリマ。そして楽市。有珠善光寺ではアイヌのお祭り「イチャルパ祭」もあるはずだった。

この日はとても天気がよく(25度くらい)、多くの人でにぎわった。

楽市楽座

アイヌイチャルパ祭にも連れて行きたかったが、結局フリマと楽市両方を息子に引き回され、どこも混んでいる中、空いている昼食の店(ぶどう山荘)を見つけて食事。ハンバーグと天ぷらざるそばを頼み、量は多かったが味はまあ満足そうであった。

疲れた両親は昼寝をすると言うので2時過ぎに滞在アパートに届けられた。

2009年6月27日土曜日

車がないという生活環境

確かに、40代の私が車なしの生活を考えることは普段ない。

しかし、70代の都会からくる年配からしてみれば、
あちらではもう乗ることもなくなった車が
地方生活で生活必需品となると、
いきなり地方暮らしのハードルが高くなる。

両親がお試し滞在をしている伊達市の施設は、
市内中心部から車では5分とかからないが、歩くとなると
20分はかかる舟岡町のアパート。

最初から車がない生活を想定していたらしいが、
どうもそうもいかないので、最近安くなっている電動自転車に
乗ることにした。

父親は脳溢血もやったが、問題なく回復、だがそのあとの
肺がんでは2回にわたって手術をして左肺の1/3を摘出。
息が苦しくなるのでどうしても運動をしなくなる。

母親は頭蓋骨を2つに割る大手術をして脳出血を治したが
その後奇跡的に回復。歳の割にはかなり足も早く、しっかりと
している。(ただ、耳が遠い)

2009年6月5日金曜日

両親がお試し滞在?

3月に突然両親から電話があり、両親が伊達市のお試し
滞在施設の抽選に受かり、伊達市に来るとの連絡。

びっくりした。

市役所とは連携する関係もあるので、そうとわかっていれば
抽選で落としてもらったのに・・・
なんてことは無理だったかな・・・笑

まあ受かってしまってはしょうがない。
(市役所も私の親とは知らなかったらしい・・)


ということで6月初旬から滞在を始める。

おそらく興味深い取材対象になるので彼らの伊達市での
お試し生活をこれからレポートすることにしようと思う。
(本人たちは題材になっていることを知らない・・)

まずは両親の紹介。

両親は横浜のベイエリアのマンションから。
それまでは東京文京区だから首都圏を抜けて住んだことはない。

年齢は昭和11年と12年生まれだから73歳くらいか。

「都会から抜けられない」といつも言っていたのに、
息子(長男)のいる伊達市にわざわざ来るというのは
どうも弱ってきている証拠かもしれない。

父親の性格は典型的な高度経済成長時代のモーレツサラリーマン的
ステレオタイプ。某大手鉄鋼会社にいて役員までなったので
サラリーマンでは成功した部類だろう。

母親は根っからのお嬢様の出で、世間知らず。
私が楽天的なのも彼女の気質を受け継いだと思っている。

そんなふたりは、この地方都市で何をしようというのか。

2008年2月4日月曜日

滋賀県からのお客様

今日は優良田園住宅を予約されたものの、冬の様子が不安であったということでこの一番寒い季節にいらした滋賀県からのお客様をご案内。

たまたま時間がとれたので、この優田付近にお家を11年前に建てて移住されたご夫婦の生活ぶりを見させていただいた。
なかなか先方様との時間を調整できないので、ラッキーだった。

お話の中では、主に、冬の生活についてと車の免許の無い奥様の免許取得のお話がでた。

冬は歩くスキーで付近の畑を歩かれているこのご夫婦。ちょうど優良田園住宅のとなりにはパークゴルフ場もあり、そこで天気の良い日には思いっきり汗もかけるとの話。
この辺はそういう意味ではほんとうに恵まれた環境である。

車で5ー6分も行けば、市内中心部に行けるが、車が無いとやはり冬は不便。
奥様は免許の取得をさかんにこの奥様にすすめて、自分の行動範囲を広げた方がよいとのアドバイス。
冬道の運転が不安、との旦那様の心配をよそに、すっかり見方を得た当の奥様は大変なお喜び。

おかげさまですっかりと話が弾み、帰り道に伊達のまちを一望する牧家ミルキングパーラーに立ち寄りながら、おすすめのおそば屋さんへお連れした。


きっと来て頂けることになろう。

2008年1月10日木曜日

年が明けました・・・

さて、素晴らしい年の始まり。

今日はこの冬一番の冷え込みでマイナス10度を越えている。
まあ冬ですからこのくらい冷えないといけない。
今までが暖かすぎた。

しかし伊達の冬もマイナス10度を越える寒い日は何日もない。
通常の冬は雪も大したこと無いのだ。

今日はお試し滞在されている方と6時半から夜中まで飲んでしまった。
ここの土地の食べ物のおいしいことには、大変感動されていた。

当初の滞在予定期間1ヶ月間を延ばして、春先までご滞在を検討したいとか。

うれしい限りである。

今日のお店
レイラ(フレンチ風)
http://www.mushanavi.com/member/?SINO=329

2007年10月23日火曜日

冬支度


肌寒くなって来た。
畑では収穫が終わり、冬支度にはいっている。
(写真は有珠山と昭和新山をバックにしたとなりまち壮瞥の豆畑。)

伊達市が窓口のお試し移住の方々も数組を残すのみとなり
今年のピークは終わった。

冬には季節移住ではなく、定住を考える方々がお試し滞在を
しにいらっしゃる。

2007年10月16日火曜日

お試し滞在レビュー


北海道開発局と某社が企画した伊達市お試し滞在実証実験。
ご協力をお願いする各組のお試し滞在の方々に約10日間の滞在を
していただいて、日記をつけてもらいながら、感想を頂くというもの。

今回は3組の滞在体験者。

最終日のワークショップでは、それぞれが

「食」「文化」「地元の人との交流」という切り口から伊達市滞在の
良さが報告された。

ひとつあった指摘として、なるほどと思ったのは、
伊達市内のお店にはたとえば、ウニや毛ガニを置いてあるようなお店がない
こと。
同様に居酒屋には地産のお酒も数少ないという指摘だった。

これは、要するに、市内のお店が地元の人を相手に商売をしている
証ではないか、という推測がたった。

季節移住を考える人から見ると、半分は観光の気持ちもあり、
伊達だろうとどこだろうと、やはり「北海道」のイメージを持って
いらっしゃることにあらためて認識をもったのだった。

2007年10月9日火曜日

早期退職して・・

今日もお試し滞在のお客様がいらした。

東京の某メーカーのコンピューター部門のお仕事をされていたが、もういやになって50台半ばにしてリタイアし、出身の北海道で移住先を考えて今回いらしたとのこと。

「え、そんなお歳で引退ですか?」と聞くと、
「もうデスクワークはいやですが、体を動かす仕事はしたい。たとえば芝刈りとか・・・」というお答え。

ご家族がいらっしゃらないとのことで、ある意味で悠々自適なライフスタイルができるというわけです。

ということで、今更新築を建てるまでもなく、小さめの中古物件を探したいとのこと。

伊達の中古住宅の物件は不足気味ですが、良い物件が見つかることを祈ります。

2007年8月15日水曜日

滞在者同士の交流は何より

M12マンションという長期滞在施設に5組のお試し滞在の方がいらっしゃる。
先日、とあるお客様のパソコンサポートにお邪魔したら、たまたまお会いした他の滞在者の方からお土産までいただいてしまった。かと思ったら階段でお会いした方は、近所の家庭菜園の方から野菜をたくさんお裾分けしてもらったので、ということで同じ滞在者の方達に配っているところであった。
麻雀相手を探されている方もいらっしゃる。なんか長屋風でいいものだ。

結局、長く滞在して、いろいろと見て回っても、結局のところは「お友達」ができることこそが滞在を楽しくするコツなのだと思う。

来年の予約もみなさんされているので、また来年顔を会わす。
中には東京で伊達で知り合った奥様の集まりも既に予定されているとのこと。
まあ人間関係ができるということは、大変なところもあるだろうが、

何ともうれしい限りなのだ。

2007年8月8日水曜日

1歳の短期滞在者

首都圏からいらした奥様と娘さんと一緒に1歳のお子さんがやってきた。今回は2週間のご滞在。たまたまであるが、インターネット回線が敷かれている部屋にご滞在ということになった。

すると市役所の石澤さんから電話があり、「LAN回線の配線をなんとかできないか」ということだった。
予算がない中、なんとかしのいで、その部屋から両側に電波をとばすために、無線アンテナを分岐して2部屋に置いたのだが、それがちょっと問題だと言うのだ。理由を聞くとうなずけた。1歳の子がいじくってしょうながいからアンテナなどは届かないところに配線し直してほしいとのことだったのだ。

さっそく現場に急ぐ。

奥様にご挨拶。娘さんとお子さんは奥のお部屋でちょっとお昼寝。
さっそくのびている回線を上に這わすなり、しょうがないところは床にテープづけするなり、アンテナを他の部屋の上の棚に伸ばして配置するなりの措置をした。

約1時間の工事をしているうちに娘さんと一緒に当事者の1歳のお嬢さんも元気に起きて来た。
私のところにも笑顔ではいはいをしながら寄って来るひとなつこいお嬢さん。
ちょうどはいはいしてつかまり立ちする年頃のようだ。

冷たいお茶をごちそうになり、そば、焼肉、ラーメンなどのおいしいお店をご紹介して盛上がっているうちにふと見ると、お嬢さんはさっそく壁際の床周りでいたずらを始めていた。

ちょうど天候が悪い時期のご滞在になりそうだが、良い思い出を作って頂き、今度はもっと長くいらして頂きたいものだ。

2007年8月3日金曜日

地元の方との交流

先日、滞在中のゴルフをやられるみなさんと3組で回ったが、その中に私のご近所Nさんも混じってもらった。Nさんも伊達に移住してから4年目で、前から一回ゴルフしましょうと言っていたのでちょうどよい機会だと思ったのだ。

ゴルフを終えてゴルフ場のジンギスカンを囲んで話ははずんでいたが、Nさんもみなさんと交流していただいた御陰で滞在者のみなさんに喜んでいただいた。

常々、お試し移住者と関わる住民はほんの一部であり、伊達市が移住に関して積極的に動いていることを実感として感じている住民が少ないのは無理ないと思っている。
しかし、こういう機会を通して、少しでも住民との接点をつくるのはコンシェルジュの大事な仕事でもある。

滞在者の中には地元サークルに積極参加して、かなりの友人をつくられた方もいらっしゃる。
そんなふうに地元の住民に接した滞在者は口をそろえて「みなさん、本当によくしていただける」と喜んでいらっしゃるのを聞くと、それはうれしい限りである。

今年いらしている滞在者の方の多くは来年またいらっしゃるということでもう予約をされている方も多い。
観光旅行と違う、滞在型季節移住は、施設があれば増えていくことだろう。

2007年7月27日金曜日

お試し滞在者の歓迎会


7月にお試し滞在に来られている方々を、豊かなまち創出協議会のメンバー(地元企業など)と市役所で歓迎会をもった。
この日は午後から伊達市が誇る伊達市噴火湾文化研究所を視察したあと、伊達市を一望できる「見晴らしの丘」をみんなで散策。40分くらい歩いてから地元中華料理屋の「菜菜」へと集まった。
総勢30名ほどとなった食事会は、終始盛り上がり、2次会まで行かれた方も多かったようだ。