2009年6月30日火曜日

札幌に隣接する大滝も伊達市

伊達市は旧大滝村と平成18年3月に飛び地合併。
もとは壮瞥町を含めての3市町村対等合併のはずであったが
壮瞥町が離脱。

結局大滝村は伊達市の一部となり、大滝区となった。

大滝区となったこの地域は伊達市中心部より車で約30分〜40分。
国道453号と270号が通る山間地域で人口は1500人ほど。
札幌市南区や千歳市と接する。

戦前は鉱山産業があり、昭和40年代くらいまでは
それが大きな産業であったが、閉山後、早くから
福祉の村としての位置づけを開始。
今も多くの福祉施設がある。

北湯沢温泉があり、野口観光が大型温泉滞在施設を運営して
札幌を始め、多くの人がここを訪れる。

交通は道南バスのみ(終点まで1時間)なので
両親はレンタカーを半日借りていくことにした。

目的は北湯沢温泉とノルディックウォーキングコースの散策。

ノルディックウォーキングコースは、夏はノルディックウォーキング、
冬はノルディックスキーの国際大会が行われる、大滝自慢の資産。

最近は健康志向も上昇して、特にノルディックウォーキングの
人気は高くなってきている。

→ ノルディックウォーキングの紹介


このコース内にあるナイアガラの滝は
私も大好きな滝のひとつで、四季折々のすばらしさを
見せてくれる。


北湯沢温泉の名水亭は、第一と第二とあるが、
第一名水亭には大露天風呂、第二名水亭には外に温泉プールがある。
ただし水着着用が必要。

なお、北湯沢温泉には名水亭の他にも「御宿かわせみ」という
川べりにある露天風呂を持つ宿もある。

両親は車で、奥の方にある「三階滝」に行って「タピオラ」という
レストランによりながら、ノルディックウォーキングコース、
そして温泉につかって帰ってきた。

両親の感想
・滝は結構きれいでよかった
・温泉はもっとゆっくりつかりたかった
・途中の野菜直売所めぐりも今度ゆっくりとしたい

2009年6月28日日曜日

イベントシーズンに突入!

北海道のアウトドアイベントのシーズンは短い。

5月連休明けてから、せいぜい10月半ばまで、半年あるかないかといえるだろう。

両親たちは先日金曜日、久々の天気になったので市内でレンタカー(トヨタレンタリース)を借りて豊浦→真狩→ニセコ→倶知安→余市→岩内→倶知安 ・・・というふうに積丹半島をぐるっと一周するドライブにでかけた。

どこに寄ったのか聞いたが、ほとんど車に乗っていたというから両親らしいと笑ってしまった。田舎に来てまでも、なんでそんなに急ぐんだろうか。

ま、まだ地方の生活のペースになっていないということか。


結局ぐるっとドライブだけして日帰りの旅は終わり、次の日は疲れて滞在アパートで休息したらしい。ちなみに、我が家へのおみやげは真狩の湧き水18リットル。容器を現地で1,000円も払って、重いのに買って入れてきてくれたという。

フリーマーケット
6月28日(日)は伊達市では市の中心部にある道の駅界隈で大規模なフリーマーケットが開催され、同時に前日からは伊達紋別駅そばの石蔵で恒例のアート市楽市らく座があった。

妻は少ない収入の親父を横目にせっせと4人の子どもたちのための買い込みに走るのであった。


前日27日(土)に、11月まで毎週土曜日早朝に伊達漁港で開かれる「海の母ちゃん朝市」に行った両親は、新鮮なタコや魚などを購入。「タコは安い・・・」と感動していた。

そして日曜日は朝からフリマ。そして楽市。有珠善光寺ではアイヌのお祭り「イチャルパ祭」もあるはずだった。

この日はとても天気がよく(25度くらい)、多くの人でにぎわった。

楽市楽座

アイヌイチャルパ祭にも連れて行きたかったが、結局フリマと楽市両方を息子に引き回され、どこも混んでいる中、空いている昼食の店(ぶどう山荘)を見つけて食事。ハンバーグと天ぷらざるそばを頼み、量は多かったが味はまあ満足そうであった。

疲れた両親は昼寝をすると言うので2時過ぎに滞在アパートに届けられた。

2009年6月27日土曜日

車がないという生活環境

確かに、40代の私が車なしの生活を考えることは普段ない。

しかし、70代の都会からくる年配からしてみれば、
あちらではもう乗ることもなくなった車が
地方生活で生活必需品となると、
いきなり地方暮らしのハードルが高くなる。

両親がお試し滞在をしている伊達市の施設は、
市内中心部から車では5分とかからないが、歩くとなると
20分はかかる舟岡町のアパート。

最初から車がない生活を想定していたらしいが、
どうもそうもいかないので、最近安くなっている電動自転車に
乗ることにした。

父親は脳溢血もやったが、問題なく回復、だがそのあとの
肺がんでは2回にわたって手術をして左肺の1/3を摘出。
息が苦しくなるのでどうしても運動をしなくなる。

母親は頭蓋骨を2つに割る大手術をして脳出血を治したが
その後奇跡的に回復。歳の割にはかなり足も早く、しっかりと
している。(ただ、耳が遠い)

2009年6月5日金曜日

両親がお試し滞在?

3月に突然両親から電話があり、両親が伊達市のお試し
滞在施設の抽選に受かり、伊達市に来るとの連絡。

びっくりした。

市役所とは連携する関係もあるので、そうとわかっていれば
抽選で落としてもらったのに・・・
なんてことは無理だったかな・・・笑

まあ受かってしまってはしょうがない。
(市役所も私の親とは知らなかったらしい・・)


ということで6月初旬から滞在を始める。

おそらく興味深い取材対象になるので彼らの伊達市での
お試し生活をこれからレポートすることにしようと思う。
(本人たちは題材になっていることを知らない・・)

まずは両親の紹介。

両親は横浜のベイエリアのマンションから。
それまでは東京文京区だから首都圏を抜けて住んだことはない。

年齢は昭和11年と12年生まれだから73歳くらいか。

「都会から抜けられない」といつも言っていたのに、
息子(長男)のいる伊達市にわざわざ来るというのは
どうも弱ってきている証拠かもしれない。

父親の性格は典型的な高度経済成長時代のモーレツサラリーマン的
ステレオタイプ。某大手鉄鋼会社にいて役員までなったので
サラリーマンでは成功した部類だろう。

母親は根っからのお嬢様の出で、世間知らず。
私が楽天的なのも彼女の気質を受け継いだと思っている。

そんなふたりは、この地方都市で何をしようというのか。