2009年12月1日火曜日

この素晴らしき洞爺湖の幸せ

車を10分も走らせば・・・


今日はまた美しかった。





2009年11月26日木曜日

また始まった仁義なき戦い・・・

伊達市にある大型スーパーは、昨年コープ札幌ができてから
イオングループのポスフールとダイエーグループのグルメシティ
そして農協のくみあいマーケット(Aコープ)、地元の雄スーパーウロコの戦い。
それに生鮮品はカネマツストアが続く。

どこまでコープ札幌にお客が流れたか、という話があったが
結果グルメシティは9月末で全面撤退。
なんとか生き残ったスーパーは一息をついたかどうか
知らないが、グルメシティのあとに来たのは最強のスーパー、アークス。

今日そのアークスがオープン。朝からすごい人出となった。

アークスオープン


この日の新聞折り込みチラシは、アークスに真っ向から
ぶつけて、くみあいマーケット/ウロコ/カネマツ、ポスフール、コープ札幌は静観の構え。

スーパーの仁義無き戦いは果てしなく続くのか。

これは地元住民にとって良いことなのかどうなのか?


ちらし

2009年10月1日木曜日

スロウなマーケットを今年もやってみて思うこと1

毎年我々の仲間で主催する「伊達スロウなマーケット」。

このまちにこんなマーケットがあればいいなあ〜という思いから
2年前から初めて今回が5回目。

基本テーマは「地元の資源を見直そう」である。
地元資源とは、食材だったり、景観だったり、人だったりする。


たとえばスロうまでは、地元食材を使った料理が出る。
海も山もある伊達は食材の宝庫。

そして今回も開催させていただいた会場のイコロ農園は
噴火湾や有珠山昭和新山を見渡す小高い丘にある素敵な場所。

それに音楽を奏でる地元の人たち・・・

すろうま



ただイベントというのは主催する者たちが「楽しく」
やらないと意味がないし、来る人たちも楽しくならない。


それにはまずモチベーションが必要。

「なんかわからんけど、やはりやりたい!」
「なんかわからんけど、やらないと気持ち悪い」

というような、内から湧き出るモチベーションである。


そして、
こればっかりは、それが起きるまで待つしかない。


それで今回も
9月初めになって「スロうま」の衝動がピークになった。




本当に「やろう」と思って、いつもの仲間に声かけを
すると、みんな気持ちよく実行委員会に加わってくれた。


だが、それぞれみな忙しいし、イベント開催が精神的にも
結構な負担になることを、みんなよく知っているので
それぞれ「少し距離を離して参加なら・・」という感じで
あった。


そうなると言い出しっぺの自分が大きな推進力にならないと
いけないわけだが、やはり頼りにならないと思ったのだろう。
準備の時間もあまりないし、「見てられない」ということで、
みんな随分といろいろ仕事をしてくれた。


実行委員会が開かれたのは直前の準備を含めて
合計3回だけ。会社に夜集まって打ち合わせをした。


すろうま

やることといえば会場の整備と出店者へのオファー、そして
人集めのために告知広報、会場備品の準備。


今回は盛り上げのための歌と踊りを披露することを
決めたメンバーもいた。


いずれにせよ、まあ日常生活に負担にならない程度で
みんな準備ができたと思う。


もうひとつ。
気が楽だったのは「予算」。

今回の「スロうま」は、株式会社アップデートの「むしゃなび」の
宣伝をかねての開催、つまり「むしゃなび」に後援してもらった
形としたので、数万円だが、予算は少しあったことも気が楽であった。


イベントで「人が来なかったらどうしよう・・」という気持ちは
本当にストレスになるものである。
でも広報でお金をかけるわけもいかず、工夫をする必要がある。



工夫した人集めをどうするか。



そのひとつの方法が「風船作戦」である。


今回来ていただいた方に声かけして、「どこからか?」「どうして
このイベントを知ったか?」ということを聞いていると

「通りがかりだったが、風船にひかれて来た」という人が
結構な数でいたのである。



風船作戦はゲリラ作戦で効果を発揮する。



風船が道ばたにポツポツ現れると、「あれ?何だろう。何か
イベントがあるのかな。何のイベントだろう?」という気になる。

それも、車で走っていてぽつりぽつりとあるだけで
伊達の町中にくるまで意味不明。これでますます気になる。









あるところ(ポイント)では少し風船を多くして
段ボールで作った小さな看板をつけて矢印で誘導を開始。

イベントの場所はもともと場所がわかりにくい農園。
目的を持って行こうとしている人も、たどり着けないぐらいの場所。
そのための誘導風船でもあるが、
きっとわけわからないで誘導された人は、来るまでも少し
「ワクワク」しながら来てくれたのだと思う。


風船は、ほとんどを道ばたの草木にお願いしてつけていった。
公共物にあまり派手に貼付けると、やはりまずいのである。


道ばたの雑草とかに風船をつけて宣伝したのは
ユニークだったと思う。



(つづく)

2009年9月30日水曜日

スロウなマーケットは大盛況!

うれしいです・・・


今年も9月に思い立って、いつものメンバーに声をかけ
9月27日(日)に開催した
「伊達スロウなマーケット(スロうま)」。

天気にも恵まれ、たくさんの方に訪れていただきました。


なんかやっぱり楽しいことやらないとねえ・・・という
ことです。


写真はこちら・・・

2009年9月19日土曜日

突然ですが、また移住しました・・・

まだこちらで報告しておりませんでしたが、
この度8年半住んだ伊達市から居を移しました。

あまりにも居心地が良くて8年半も住んだ伊達市。

今回の移住は8月に豊浦の賃貸物件を紹介されてから
かなり悩みましたが、
一番下の子どもが来年からいずみの学校に通うため、
学校に歩いて通わせたいということが大きな理由で
伊達市から20分ほど南の豊浦町へ越すことに
したわけです。(妻にも働いてもらっておりますので・・・汗)

もちろん、会社は伊達市にありますし仕事なども
変わりません。

ただ、「移住コンシェルジュ」というのは今度
幅が広がり、「豊浦町」も入ってくるということ
ですね。笑

まあ私にとっては、伊達も豊浦も同じ地域。
伊達に仕事に行くのであまり変わりません。

引き続きこの地域の魅力等を発信していきたいと思います。

2009年9月4日金曜日

最近賃貸住宅が増えた・・・

僕が伊達市に移住してきたのが2001年。

当時は賃貸住宅が少なかったように思う。

はっきり言って伊達市の賃貸料は高い。
札幌の方が安いくらいだと思う。

しかし、最近は新しい賃貸アパートがどんどん建ってきて
いる。

これから古いアパートは特に家賃が下がるのではないか。

2009年9月3日木曜日

両親が伊達を去る

途中から両親の動向報告がなくなったので、
どうしたかと思われた人もいたかと思うが、おかげさまで
8月28日に伊達市を離れ、横浜のウォーターフロントへと
帰って行った。

総じて、3ヶ月の伊達市のステイは良かったようで、
それなりに結構満足していた。

実は当初から根っからの都会人の両親が、
こんな地方で時間を持て余してしまい、すぐに帰って
しまうのではないかとも心配していたのだが、
なんか「あっという間だった」というからびっくりだ。

確かに息子が住んでいて、孫もいるから、
適当に行き来もしてはいたし、僕自身も数日はつきあって
周辺を案内したり、ゴルフにも連れて行った。

しかし、概ねほとんどを夫婦2人で過ごし、しかも
車がなかったので電動自転車で市内周辺をウロウロしたり
買い物に行ったり、アパートでゴロゴロしたりという感じ。

レンタカーは3回くらい借りて、レークヒルゴルフクラブや
茜カントリー、そしてその中の一度はニセコ経由で積丹方面に
ドライブしてきた。

「まあ、結構いい町だな。ここは。特に山並みが素晴らしい。」
というのが父の感想。

ただ、買い物をしたりしながら時間をつぶす場所が
ないのが困る、とも言っていた。

当たり前だ。

母は「いいところだわねえ。でも物価が安いとは思えず、
かえって食材とか公共料金とか高くついたと思う。」と
生活感あふれる感想。
で、最後にくれた地域振興くじびき券が50万円分相当以上。
2人で何にそんなに使ったの??とびっくりだ。


最後には清水農園や黎明館の気に入った野菜や
オオヤミートの豚肉や牧家のソーセージなどを
しこたま買ったり人に送ったりしていた。



父は昭和11年生まれ。母は12年。
もう73歳になるのか。
歳をとっても生活できる想定で、
車なしの地方生活を3ヶ月実践してみた。

横浜に帰った今、伊達の生活を思い起こしては
また来たいと思うのだろうか?


彼らは横浜から送って来て使っていた
古い方の電動自転車を我が家に置き土産で置いて行った。
電動自転車は両親の生活スタイルを象徴しているような
気がする。


近くの方が何かとお互い都合がいいことも多いが
たまに会う方がもしかしたら気が楽かも・・・笑


電動自転車

2009年8月29日土曜日

秘境の駅へ その6

しつこいけど小幌の続き。

昨年家族でシュノーケリングしにいったときの写真。

とてもいい天気の7月。


でも水に入ると寒くて大変だった。

小幌海岸


小幌海岸

2009年8月28日金曜日

秘境の駅へ その5

小幌の玉石海岸は、僕の家族の秘密の遊び場。

今年は行けなかったが、去年は家族でシュノーケリングを
しに来た。

ここはすばらしい玉石が敷き詰められた海岸。
波があると引き波で「カラカラカラ・・・」と石が転がる
音がする。

目を凝らしてみると、中には見事な卵形の石を見つける
ことができる。

小幌の石


この日は波があって天気も悪く、海岸は石の転がる音で
いっぱいだった。

2009年8月27日木曜日

秘境の駅へ その4

実はこの小幌。
駅からのルートは3つある。

その1
「岩屋観音ルート」
すでに紹介した通り、円空上人の仏像が安置されている。

その2
「玉石海岸ルート」
駅から直下して海岸に出ると見事な玉石の海岸・・・

その3
「仙人ルート」
仙人に会えるかもしれないルート。
仙人の招待は・・・


ということで、円空上人の仏像を拝観したあと、我々は
一度駅まで引き返し、「玉石海岸ルート」で下の海岸に
下りた。

玉石海岸ルートは、駅からまっすぐ下に下りて行くルート。

結構急な坂道だが、5分くらい歩けば海岸にでる。

小幌

つづく

2009年8月23日日曜日

秘境の駅へ その3

浜に出ると正面には船着き場らしきもの。
小さな小屋もあり、恐らく漁業関係者が作業をする
ための施設だろうか。

右側の崖面にある洞窟は、山の岩が深く削られ、
奥は深い。


この洞窟に円空は1670年くらいに訪れ、
しばらくこもって30体ほどもの仏像を彫ったといわれている。



円空は、生涯12万体の仏像を彫ったわけだが、
その膨大な数ゆえに、粗い仕上がりが特長といわれる。

この洞窟には、15年ほど前に設置された円空上人の仏像の
レプリカントが何体か並べられ、奥のお堂には彼が彫った本物の
仏像が安置されている。


お堂を開けると、そこには静かに小振りの仏像が
座っていた。
思ったよりもずっと小さい。
僕もこのお堂を開けたことがなく初めてだったのだが、
言い伝えによると、
ある修行者がこの洞窟で熊に襲われ、円空が彫ったこの仏像に
隠れて助かったという話がある。
その際に仏像の頭が食いちぎられたという。

この仏像は結局、
「明治になって、函館の商人が夢の「お告げ」に基づいて新たに頭部を
作り替えて据え付け、大正になって祠に納められた」
と、とあるウェブサイトに書いてある。

  なまら北海道
  http://www.namara-hokkaido.net/viewing/view.php?id=563


それにしては小さいと感じるわけ・・・・


また、仏師の橋本さんによると、
「なんか本当に円空の彫ったものなのかねえ・・・」
というコメントがあった。

真実はわかないが300年以上も前の事実に思いを馳せることは
ロマンの世界である。


円空の仏像 岩屋観音


つづく

2009年8月22日土曜日

秘境の駅へ その2

小幌行きのお誘いをいただいた橋本さんは
アマチュアだが、なかなかの腕ききカメラマンである。

しかしもうひとつの顔は「仏師」である。

ご自身で仏像を彫る趣味も今では
ライフワークになっているという。

そして実はこの小幌には、
生涯12万体の仏像を彫ったと言われているあの
「円空上人」が30体ほどの仏像を彫ったという
洞窟があり、そこに一体、彼の彫った仏像が安置
されているのだ。

仏師でもあり写真家でもあり、ブロガーでもある
橋本さんが、興味を持たない理由はない。

我々は駅を下りると「岩屋観音」ルートの小径を
歩き出した。



小径はうっそうと茂った木々に囲まれて薄暗い。
小雨も降っていたので足下が滑る。

途中まで少し登ってから、蛇行する結構な急坂を
用心して下りて行く。


歩くこと約10分くらい。

眼下に木々のすきまから海が見えだし、
潮の香りが漂って来た。
ここまで来ればもうすぐだ。


小さな沢を渡ると目の前が開ける。


つづく

2009年8月21日金曜日

秘境の駅へ その1

JR伊達紋別駅から各駅停車で約1時間。
豊浦町と長万部の間に「小幌(こぼろ)」というJR駅がある。

この駅はトンネルとトンネルの間にはさまれた
大変ユニークな駅として、知る人ぞ知る秘境駅である。

小幌駅


僕は7年ほど前に、ある人からこの場所があることを知り、
毎年のように家族と訪れていた。

というのも、その駅から急坂を5分ほど真下に降りると
それはそれはまた珍しい、玉砂利海岸があり、
とてもきれいな海で遊べるからである。

しかしこの夏は天気が悪く、家族と行けなかったなあと
思っていたときに、毎年夏に伊達に訪れている写真家の
橋本さんからこの「小幌に一緒に行かないか」と
お誘いを受けたのでご案内することにした。



実はこの小幌というところ。

地元でもあまり詳しく知っている人がいない。
昔は海水浴客らも訪れていたが、今は鉄道マニアが
写真をとりにくるぐらい。
この日も数組、静かにカメラを構えるマニアたちがいた。


この場所を訪れる人が少ないのはアプローチに困難さである。
陸路でのアクセスは実質的にJRのみで、しかも一日に何本かの
各駅停車のみしか停まらない。
駅ホームは、それぞれ3kmの長さのトンネルにはさまれ、
歩いて線路の上を行くのは決死の行為となる。
キャンプをするのにもすばらしい海岸があるが、
重い荷物を電車に乗って持って来るのも大変である。

海路は小舟であればアプローチは可能。
つり船も立ち寄ることがあるのだろう。

つまり、簡単に訪れることができない条件が
ここをある意味「隔離」し、いつまでも
小幌駅は「秘境度」が高い「秘境駅」として
伝説にもなっているのである。



だが我々の目的はこの「小幌駅」を訪れるだけではなく、
別の目的を持っていた。




つづく。

小幌駅
トンネルに挟まれたホーム

2009年8月4日火曜日

新冠の移住促進とヤフオク出品

新冠町移住

少し前になるが、仕事で新冠へ行き、新冠町役場の
移住担当のみなさんと話をする機会があった。
民間会社の、地域づくりにも積極的な社長が自宅で
懇親会を催してくれたためである。

新冠町は新千歳空港から約1時間強。
馬産地である日高の中でも比較的まちづくりに
積極的な、海と馬牧場が広がるなかなかの景観を持つ
土地である。

招待してくれた社長の会社は、本業は土建業でありながら
住宅地デベロッパーとして、あるいは不動産業や
ニセコの長期滞在用施設のみならず、
地元で地産品直売所や廃校利用にも積極的に
取り組んでいる地元出身の雄である。

そんな彼が「伊達だけじゃなくて、新冠にも優秀な
役場職員がいる」というので、今回の企画となった。


新冠町は最近廃校になった小学校4校をヤフオクに出して
話題になった。
その時は海外からも問合せがあったらしい。

結局、一校は大阪の会社社長が、自分のコレクションである
フランスの幻想画家ジェラール・ディマシオの作品
約200点を展示する美術館として活用するという目的で
落札された。(ヤフーオークションより)


今回のヤフオク出品をした担当者の方といろいろ話をして
役所ができることはなかなか限られていると言う中でも
やっぱり「人次第」でいろいろなことができるんだなあと
思うと同時に、北海道全体の視点を持ち、各市町の連携を
して移住促進をする重要性をあらためて感じた。

2009年8月3日月曜日

活火山の有珠山西山火口へ

久しぶりの晴れ間を見逃さず、両親を連れ出すことに。

両親は自転車しか持っていないので、天気が悪いと
気軽に移動できない。

それで夏休みにはいった子どもたちをつきあわせて
車で20分の豊浦(子どもたちの通う学校がある)
経由で有珠山西山火口から洞爺湖へ抜けた。

有珠山西山火口は伊達市から約20分ほど。
虻田という豊浦へ向かう途中から噴火湾と反対の洞爺湖方面へ
抜ける途中にある。


ここは2000年3月に噴火したときの火口で
今は水蒸気が噴出している。

西山火口
散策路である木道が整備され、くねくねした上りを歩いていくのだが、そこは噴火で隆起した丘である。

横浜から来た両親にとっては、火口が気軽に見られるということは結構魅力のようで、以前から行きたがっていた。

活火山の火口の近くまで行けるというこの場所は、考えてみると確かにあまり他に無い、周辺のオンリーワン観光スポットだ。


いつもここを歩くとそうなのだが、
団体で来ているのはみんな中国語圏の人々。
つまり、台湾/シンガポール/香港/中国 の
人々が目立っていて、結構な数のツアー客が来ていた。

あらためて中国語圏の人々の観光産業での重要性が
感じられた。



西山火口をひととおり歩くのに約1時間。
第2展望台まで行って引き返して来た。
第2展望台では噴火湾も見下ろせるなかなかの絶景。
しかし、両親は、「茜カントリー」という伊達市の
室蘭よりの山の上にあるゴルフコースからの
眺めの方がずっとすごかったと言っていた。

そんなところへも行っていたんだ・・・
(タクシーで行っていたらしい)

西山火口を終えて洞爺湖温泉街へ抜ける。
車で約5分ほど。すぐに洞爺湖が見えてくる。

温泉街は、前回2000年の噴火でも避難対象地域と
なった。すぐ近くで噴火したからだ。

それでせっかくだから、火山博物館にも寄ってみる
ことにした。ここはサミットをきっかけにずいぶんと
新しくなり、洞爺湖ビジターセンターとともに
リニューアルオープンしたところだ。

火山博物館シアター
火山博物館は有料で大人600円。
ただ、その価値はあって、とても良い記録映像などを観ることができた。

また、併設のビジターセンター(無料エリア)も自分にとってはとても面白かった。
この地域周辺の自然資源である生き物などをとてもうまく配置してある。
結構時間がつぶせるスポットである。



そのあとは湖畔の遊覧船乗り場近くの
足湯につかってから伊達に帰った。


久しぶりの晴れ間の感謝・・・


今日の両親のひとこと
・火口までは意外と簡単に歩けてよかった
・洞爺湖や噴火湾を見下ろすといつも美しい
・洞爺湖温泉街はガラガラだが大丈夫なのか
・中国人ばっかりいるなあ

2009年7月29日水曜日

住宅街の素敵なカフェ



私の住む素敵な住宅街の中に、これまた素敵なカフェがある。

ゆっくりとお茶を飲める穴場なので詳しく紹介はできないが、
伊達インターチェンジ入口に向かって最後の信号を左に行き、
最初の小さい橋のたもとにある・・・

日曜/月曜は定休日。その他にも不定休あり。

室蘭の人とかの隠れスポットになっているとか・・・

2009年7月28日火曜日

夢の田園生活の開始

この3年間ほどで伊達に移住を考えていらしたみなさんと
何組お会いしただろうか。

その中でも何組かは、この北海道の大地に住宅を建て、
また新しい人生のページをめくっている。

ある自動車メーカーにいらした方は、北海道のご出身。
奥様は最初、北の大地の小さなまちに定住することに
良い顔をしていなかった。

でもこちらで悠々とした生活を楽しんでいる方々と
お知り合いになり、そういう方々を通して、
そのライフスタイルがお気に入りになり、また、こんな
田舎町でも結構文化的な催しを楽しむ機会があるという
ことを発見したら、奥様も移住に賛同されたという。

とても素敵なご夫婦だが、先日久しぶりに連絡をしたら
ご自身で苦労して設計したご自宅の完成が間近になって
きたという。

現在分譲中の田園せきないで建てつつある新居は
もう少しで内装も大詰めになる段階。

もう少ししたらご自身でお部屋の漆喰塗りをされるらしい。

どんなに楽しみなことだろうか。


今度冷やかしに、作業中の様子を覗きにいこうと思う。

2009年7月24日金曜日

都会人にとっての室蘭

横浜から来ている両親が室蘭に映画を観に行った。

行きは伊達紋別駅まで自転車。

それでJRに乗って東室蘭まで30分くらい。

そこから映画館まで歩いて15分くらい。

帰りはバスで白鳥台経由で伊達紋別駅。


今日の両親の一言
・室蘭は自分たちにとって特に興味深くない
・お店はあるがね
・帰りの道南バスはオンボロすぎて舗装道路でもがたがたでひどかった

2009年7月22日水曜日

北海道に戻ってホッとした?

両親が1週間ぶりに伊達市に帰って来た。

なんと「帰って来てなんかでもホッとした」
母が言っていたのを聞いてびっくりした。


さっそくみやげの「高級牛肉」で「すき焼き」パーティを
ウチで開催することとした。

久しぶりの本物の(?)すき焼き。
牛肉の香り・・・

うまい牛肉は北海道では手に入りにくいというのは
本当だろうか?

白老牛とかあるが、普段高級肉なんてたべないので
よくわからない。

ともあれ、自分ひとりで600g以上食べたかも・・・

胃袋は、野菜ばかりでなくて、たまには肉も食わせろと
言っているようだった。



食事が終わって薄暮となり、良い夕暮れになってきたので
アヤメ川公園を一番チビの子をつきあわせて両親と散策した。

少し足下がくらくなっていたが、
小川のながれる音や林のざわめきとともに
木々のシルエットの中を一歩一歩楽しみながら歩いた。


夕暮れが少し雲の合間から見えていたので
家に戻るなり車をとばして「見晴らしの丘」に連れて行った。車でウチから約5分。

伊達市のマチ灯りと海と山のシルエットが楽しめる
絶好の丘である。

夕焼けは残念ながら見えなかったものの、すばらしい
残光を、顔をなでる少し涼しすぎる風の中、みんなでしばし楽しんだ。

夕暮れの見晴らしの丘
<見晴らしの丘にて/画像クリックで拡大!>



両親の今日のひとこと

・すばらしいねえ
・この丘、今度昼間に歩いてみよう

2009年7月17日金曜日

ダッチオーブンに野菜をぶっ込む

どんなに好きでも野菜を食べるにはサラダでは限界がある。

うかうかしているとせっかくの鮮度もおちてしまい、
その辺のスーパーと同じになってしまう。

そういうとき、ウチはいつも、ダッチオーブンを引っ張りだすのだ。





ダッチオーブンは大雑把で手間もかけず、素材そのもののうまさを引き出す魔法の鍋。

いつもはキャンプで使うが、それではもったいないくらい出番が少ないので、最近は家のガスコンロでも使っている。

今回の野菜(カブ、じゃがいも、レタス、大根、ブロッコリー、それに冷蔵庫に余っていた半端な人参とか)は、てきとうにブツ切りにして(しなくてもいい)、ダッチオーブンにぶっ込んだら重い蓋を閉めるだけ。あとは弱火にかける。

無水鍋。適度な圧力がかかるダッチオーブンの蒸す力は、素材のうまみを閉じ込める。
キャベツの芯だってほくほくになるのだ。


今回は水を足して、コンソメスープにしたが、特に妻にはあいかわらずの好評だった。


重いし、すぐ錆びるため、手入れがちょっと大変だが、
十分にその価値があるお気に入りのツールである。

2009年7月16日木曜日

おすそわけ野菜

おすそわけというのは地方での生活の豊かさのひとつ。

シーズンになると旬のものがまわりまわってくるのは
本当にありがたいこと。
特にウチのような大家族(育ち盛り子どもが4人)にとっては
どんなにありがたいことか・・・

おすそわけ野菜
今日、家で仕事をしていたら、ピンポンがなり、誰かと思ったらあのイコロ農園の寺島さんと橋本さん。家を出てみるとなんと軽トラックでイコロ農園の関係者をまわって各種野菜を配っているという。

野菜は、多少育ちすぎた二十日大根、イタリアレタス(?)、からし大根、カブなど・・・

ウチの前に並んでいる自転車の数を見て、
「金のかかる生活してるねえ・・・」と同情され、たくさん置いていっていただいた。

数日前には、イコロ農園である建築会社のお客様焼き肉パーティで余ったお肉を引き取られた農家の菅原さんから、「焼き肉パーティするぞー」と声をかけられ、たんまりお肉を頂いた上に、冷蔵庫にあったレタスやらブロッコリーやら大根をいただいた。

ということで、しばらくウチは野菜メニューの食卓となる。

2009年7月14日火曜日

横浜に一時帰国?

先日両親が横浜に一時帰国した。

都議選のためだったのか、理由はよくわからない。

もしかしたら病院の定期検診だ。


父は脳溢血と肺がんの手術を数回。
母は脳溢血で頭蓋骨をノコギリで切った。

だが、ありがたいことに二人とも今はぴんぴんしている。
父は肺がんで摘出した1/3の肺のせいで、
運動は苦しそうではあるが・・・


昭和10年代までは強い世代なのだと思う。
戦争を子どもの頃に経験した最後の世代。

粗食に耐えて、それゆえに基礎体力はたくましいものがある。


そういうふうに考えると、昭和20年代からは大きく
変わる世代になっているのかもしれない。


昭和30年代の自分の世代は、絶対に基礎体力というか
生命力はずっと弱いはず。
何しろ光化学スモッグやら化学調味料やらの世代である。

でも医学の発達でなんとか寿命は延ばしているわけだ。


熱暑が伝えられる首都圏に帰った両親に電話して
今の感想を聞いてみた。

すると、ちょっと意外にも、また伊達に帰って来たい気持ちが
あるとのこと。

特に美しい山々、そして涼しくてさわやかな空気は
首都圏にない、何よりも代え難い魅力らしい。

うまい牛肉をおみやげに、今度の日曜日には帰ってくる。
その夜はみんなで「牛肉の」すき焼きパーティだ。
(北海道は豚肉だ・・・)

いなきゃいないで、少し寂しいと感じている。

2009年7月11日土曜日

伊達から富良野行きを考える

車がない生活というのは、なかなか想像しがたいものだ。

両親は車がない生活を伊達市で実践している。
都市部の年配は、公共機関も発達していることから、
もう車に乗らない生活になれているのだ。


伊達市内。天気のいい日は、市内は電動自転車で事足りる。
ただ北海道旅行となるとやはり不便だ。

そんな両親が、旭山動物園と富良野のラベンダーを見に
行きたいと小旅行を計画した。

  • レンタカーを借りていく
    日帰りで行くにしても結構な距離を走ることがわかった。
    伊達から高速道で札幌経由旭川。
    そのあと富良野をまわって夕張におりて高速道にはいり、
    千歳経由で伊達に帰ってくる。
    このコースで約600km。

  • JRで行く
    JRで行くとしたら朝一番で札幌までの特急、そのあと
    旭川まで快速。旭山動物園まではいいとしても、
    そこから富良野まで行くのは至難の技であることが
    わかった。さらにJRならば、札幌往復だけでも
    S切符フォーの回数券を使ってもひとり6,000円かかる。
    割高である。

  • バスツアー
    旭山動物園と富良野ラベンダーを見て回るバスツアーが
    ある。ただし日帰り。
    朝6時頃から帰りは夜9時。昼食の時間もない忙しい
    内容のようだ。ただしひとり6,800円。大変だが割安。


    結局バスツアーを2人で参加することにしたとのこと。
  • 2009年7月9日木曜日

    伊達市の地形

    いつも車の乗っている人は、伊達市の地形をあらためて考える機会があるだろうか。



    伊達市は海(内浦湾)に向かって南西を向いた傾斜地である。


    マチに意外と山が迫っていることは、市役所の上の階から見ても
    一目瞭然。中心部からかなりすぐそこに山があることがわかる。

    だが、その山に向かってずーっと緩やかな傾斜がついていることは
    自転車に乗ると一番感じられる。

    JR伊達紋別駅は海のすぐそば。
    そこから例えば竹原町の自宅に自転車をこいでいくと
    ずーっと上り坂になっていることがわかる。
    かなり一所懸命こがないと自宅につかないのだ。

    昔自分がいた会社の先輩が伊達市に来たときに
    山の上にある牧家ミルキングパーラーに連れて行ったことがあるが
    そこから伊達のまちと海を見下ろした彼は、
    「なんかサンフランシスコ界隈に似てるねえ・・・」と
    自分が駐在していたマチとの共通点を見いだしていた。

    確かに、シスコのまちも南西が海に面している西海岸。
    山も結構迫っているのだ。


    北海道伊達市サンフランシスコ周辺


    写真:GOOGLE MAP
    左)北海道伊達市        右)サンフランシスコ周辺



    ちなみに伊達市は対岸の長万部あたりまで直線距離で約20km。

    サンフランシスコはオークランドで約50kmくらい。


    両親は今回車は必要なときにレンタカーを借りるとして
    電動自転車で動き回っている。

    雨の日は無理だが、町中は快適なようだ。


    山が迫ってはいるが、夏の伊達市の街中には
    自転車が似合うと思う。

    2009年7月7日火曜日

    大手スーパー撤退の後は・・・

    ウチの会社のすぐそばにあるダイエー系のスーパー、
    グルメシティが9月に撤退することが決まったが
    未だにまだその後が決まったと聞かない。

    場所は国道沿いでもあるマチの中心部の一角。
    決まらないと大変なことになる。


    伊達のスーパー業界は昨年コープ札幌が出てきて、
    イオングループのポスフールとグルメシティと三つどもえの戦いに
    なっていたが、ついにグルメシティが撤退とは・・・

    この跡地は、いくつかの大手小売店がはいってくる話も
    あるが、まさかマンションとかにはならないだろうなあ。

    ここ数年、ガソリンスタンドも安売りのモダ石油が町中に
    店を出し、マクドナルドもジーパン屋もこぞって開店。

    なんとなくマチが栄えてきているような気もするが、
    地元企業ではないこともちょっと気がかりである。


    こんな時代だから、大店舗進出がどうだとかいうことは
    議論にならないところもあるが、
    いずれにしてもマチの活性化になるような方向に
    なってほしいものだ。

    両親、函館に行く

    両親が7月8日から1泊2日で函館に行くことになった。

    レンタカーで行くか、JRで行くか、さんざん迷っていたが
    結局JRにした。

    伊達市から函館までは夏であれば約3時間弱のドライブ。
    JRでは2時間強。
    函館には市電もあるし、まあJRでも問題ないだろう。

    インターネットで宿泊施設などの情報を検索し、
    結局函館山にある夜景の綺麗なペンションかどこかにした
    らしい。

    五稜郭など、お決まりの観光コースをまわり、
    夜は誰かからの紹介で地元の人が行く居酒屋で
    イカのゴロを初めて食べてうまかったらしい。

    翌日には予定よりも早く、もう昼すぎには帰ってきたとの
    連絡があり、びっくり。
    まあ期待していたほどおもしろくはなかったということだった。


    帰ってきたのはいいが、すぐに父が床屋に行くという。
    最近町中にオープンしたばかりの全国一の売上を誇るという
    理容店である。

    あとで感想を聞いたら、5分でハサミでなく、バリカンだけで
    髪を切られてドキドキしたとのこと。
    母は「別に下手でもなく支障はない」との評価。

    大手のフランチャイズがやってきて、他のお店を圧迫
    しないといいが・・・




    両親の今日のひとこと
    ・函館は横浜市民の自分たちからするとミニ横浜。
     レンガ倉庫とか古い建物とかもたいしたことない。
    ・イカなど食べ物は結構よかった
    ・夜景はまあまあ
    ・朝市はよくなかった
    ・今度は松前に行きたいので連れて行け

    2009年7月5日日曜日

    隣町室蘭へ行く

    日曜日に時間があったので両親を家族と
    室蘭へ連れて行くことにした。

    目的はウチの末娘のための水族館。

    そう、室蘭には小さいながらとてもアットホームな
    水族館があるのだ。

    この日は霧が途中から晴れ、天気に恵まれ、
    ペンギンもアザラシも暑そうに
    ダラダラとしてたのもいたが、至近距離でいろいろな
    動物や魚を見ることができてよかった。

    年に1回もくることないようなところだが、
    たまにくると楽しいものだ。

    小プールでは子どもたちが砂地の水中に足をつけ、
    魚やヒトデ、ナマコやカニ、それにヤドカリを
    つかんで遊んでいた。

    水族館の近くのマスイチ浜の断崖から太平洋を臨んだが、
    なかなか綺麗だと感動してくれた。


    その後ワンコインで食べられると妻が言うので
    ビクトリアステーションに寄ったが、平日しかやってない
    ようで、「それならここでなくてもよかったのにぃ」と
    苦笑した。が、スープバーでおなかがいっぱいになったので
    よかった。(両親もおかわり自由だということでいっぱい
    おかわりしていた。都会者も根性は同じようだ。)

    しかし室蘭のおいしい店というのは、伊達に比べると
    はるかにすくないのではないか。
    室蘭の人もおいしいものを求めて、みんな伊達に食事にくるらしい。

    最後にセカンドストリートというリサイクルショップに
    両親を連れて行ったら、楽しく買い物をして、結構1着300円から1,500円
    の服を買い込んでいた。

    こういう店なんて行くことがないからだろうか、しかし
    あまりにも意外で信じられなかった・・・汗


    家に帰ったら、伊達市の海水浴場がある有珠町の
    「有珠磯まつり」に参加した息子が、じゃんけんゲームで
    「アブラコ(アイナメ)」と「ナマコ」をもらってきていた。

    アブラコは高級魚で都会に行ってしまう魚。
    焼き魚で早速食べた。ちょっと磯臭かったなあ。
    ナマコはインターネットで酢漬けの料理方法を調べて
    一応調理したが、しばらく冷蔵庫に眠ることになり、
    その様相からして、誰も食べる勇気がないようだ。
    ナマコ


    両親の今日のひとこと
    ・水族館は結構楽しかった
    ・マスイチ浜からの眺めは、なかなかきれいだった


    より大きな地図で マスイチ浜断崖景観 を表示

    2009年7月2日木曜日

    薄暮プレイでゴルフする

    トーヤレークゴルフ
    <クリックで拡大>


    北海道は夏が長い。

    日本列島の一番東であるため日が昇るのが早い。
    また、一番北でもあるので、日が暮れるのも遅い。

    よくできたもので、短い夏しかない北の国の特権である。

    6月20日あたりに夏至があり、7月半ばまでは
    天気がよければ朝の4時頃でももう十分明るい。
    伊達に来た頃には朝野球もやったものだ。

    そんな事情もあるので、ゴルフも早朝と薄暮のプランもある。

    この日、仕事が一段落したのを見て
    両親を薄暮プランのゴルフに連れて行った。

    父は肺がんのため3分の1肺を摘出していることもあり
    カートでないと廻れない。
    そこで自ずとカートでまわるトーヤレイクゴルフクラブに
    行った。

    3時少し前に伊達中心部を出て、3時20分には
    込み込みで4,800円(だったかな?)をフロントで前払いし、
    もうコースに出ていた。

    途中、母がクラブをどこかに置き忘れ、探すハプニングも
    あったが、無事に7時すぎにはチェックアウト。

    羊蹄コースでのすばらしい湖を見下ろすところでは
    感動していた。

    また、ここのクラブの上の方にあるロッジから見下ろす
    洞爺湖もすてきだ。

    この日は少しモヤがかかっていたが、
    両親は感動していたようだ。

    帰りには伊達中心部に戻り、ファミリーレストラン悠(ゆう)で
    食事。おいしいとんかつをごちそうになった。

    両親の今日のひとこと
    ・洞爺湖は美しい
    ・3時から回れるなんて幸せ

    2009年6月30日火曜日

    札幌に隣接する大滝も伊達市

    伊達市は旧大滝村と平成18年3月に飛び地合併。
    もとは壮瞥町を含めての3市町村対等合併のはずであったが
    壮瞥町が離脱。

    結局大滝村は伊達市の一部となり、大滝区となった。

    大滝区となったこの地域は伊達市中心部より車で約30分〜40分。
    国道453号と270号が通る山間地域で人口は1500人ほど。
    札幌市南区や千歳市と接する。

    戦前は鉱山産業があり、昭和40年代くらいまでは
    それが大きな産業であったが、閉山後、早くから
    福祉の村としての位置づけを開始。
    今も多くの福祉施設がある。

    北湯沢温泉があり、野口観光が大型温泉滞在施設を運営して
    札幌を始め、多くの人がここを訪れる。

    交通は道南バスのみ(終点まで1時間)なので
    両親はレンタカーを半日借りていくことにした。

    目的は北湯沢温泉とノルディックウォーキングコースの散策。

    ノルディックウォーキングコースは、夏はノルディックウォーキング、
    冬はノルディックスキーの国際大会が行われる、大滝自慢の資産。

    最近は健康志向も上昇して、特にノルディックウォーキングの
    人気は高くなってきている。

    → ノルディックウォーキングの紹介


    このコース内にあるナイアガラの滝は
    私も大好きな滝のひとつで、四季折々のすばらしさを
    見せてくれる。


    北湯沢温泉の名水亭は、第一と第二とあるが、
    第一名水亭には大露天風呂、第二名水亭には外に温泉プールがある。
    ただし水着着用が必要。

    なお、北湯沢温泉には名水亭の他にも「御宿かわせみ」という
    川べりにある露天風呂を持つ宿もある。

    両親は車で、奥の方にある「三階滝」に行って「タピオラ」という
    レストランによりながら、ノルディックウォーキングコース、
    そして温泉につかって帰ってきた。

    両親の感想
    ・滝は結構きれいでよかった
    ・温泉はもっとゆっくりつかりたかった
    ・途中の野菜直売所めぐりも今度ゆっくりとしたい

    2009年6月28日日曜日

    イベントシーズンに突入!

    北海道のアウトドアイベントのシーズンは短い。

    5月連休明けてから、せいぜい10月半ばまで、半年あるかないかといえるだろう。

    両親たちは先日金曜日、久々の天気になったので市内でレンタカー(トヨタレンタリース)を借りて豊浦→真狩→ニセコ→倶知安→余市→岩内→倶知安 ・・・というふうに積丹半島をぐるっと一周するドライブにでかけた。

    どこに寄ったのか聞いたが、ほとんど車に乗っていたというから両親らしいと笑ってしまった。田舎に来てまでも、なんでそんなに急ぐんだろうか。

    ま、まだ地方の生活のペースになっていないということか。


    結局ぐるっとドライブだけして日帰りの旅は終わり、次の日は疲れて滞在アパートで休息したらしい。ちなみに、我が家へのおみやげは真狩の湧き水18リットル。容器を現地で1,000円も払って、重いのに買って入れてきてくれたという。

    フリーマーケット
    6月28日(日)は伊達市では市の中心部にある道の駅界隈で大規模なフリーマーケットが開催され、同時に前日からは伊達紋別駅そばの石蔵で恒例のアート市楽市らく座があった。

    妻は少ない収入の親父を横目にせっせと4人の子どもたちのための買い込みに走るのであった。


    前日27日(土)に、11月まで毎週土曜日早朝に伊達漁港で開かれる「海の母ちゃん朝市」に行った両親は、新鮮なタコや魚などを購入。「タコは安い・・・」と感動していた。

    そして日曜日は朝からフリマ。そして楽市。有珠善光寺ではアイヌのお祭り「イチャルパ祭」もあるはずだった。

    この日はとても天気がよく(25度くらい)、多くの人でにぎわった。

    楽市楽座

    アイヌイチャルパ祭にも連れて行きたかったが、結局フリマと楽市両方を息子に引き回され、どこも混んでいる中、空いている昼食の店(ぶどう山荘)を見つけて食事。ハンバーグと天ぷらざるそばを頼み、量は多かったが味はまあ満足そうであった。

    疲れた両親は昼寝をすると言うので2時過ぎに滞在アパートに届けられた。

    2009年6月27日土曜日

    車がないという生活環境

    確かに、40代の私が車なしの生活を考えることは普段ない。

    しかし、70代の都会からくる年配からしてみれば、
    あちらではもう乗ることもなくなった車が
    地方生活で生活必需品となると、
    いきなり地方暮らしのハードルが高くなる。

    両親がお試し滞在をしている伊達市の施設は、
    市内中心部から車では5分とかからないが、歩くとなると
    20分はかかる舟岡町のアパート。

    最初から車がない生活を想定していたらしいが、
    どうもそうもいかないので、最近安くなっている電動自転車に
    乗ることにした。

    父親は脳溢血もやったが、問題なく回復、だがそのあとの
    肺がんでは2回にわたって手術をして左肺の1/3を摘出。
    息が苦しくなるのでどうしても運動をしなくなる。

    母親は頭蓋骨を2つに割る大手術をして脳出血を治したが
    その後奇跡的に回復。歳の割にはかなり足も早く、しっかりと
    している。(ただ、耳が遠い)

    2009年6月5日金曜日

    両親がお試し滞在?

    3月に突然両親から電話があり、両親が伊達市のお試し
    滞在施設の抽選に受かり、伊達市に来るとの連絡。

    びっくりした。

    市役所とは連携する関係もあるので、そうとわかっていれば
    抽選で落としてもらったのに・・・
    なんてことは無理だったかな・・・笑

    まあ受かってしまってはしょうがない。
    (市役所も私の親とは知らなかったらしい・・)


    ということで6月初旬から滞在を始める。

    おそらく興味深い取材対象になるので彼らの伊達市での
    お試し生活をこれからレポートすることにしようと思う。
    (本人たちは題材になっていることを知らない・・)

    まずは両親の紹介。

    両親は横浜のベイエリアのマンションから。
    それまでは東京文京区だから首都圏を抜けて住んだことはない。

    年齢は昭和11年と12年生まれだから73歳くらいか。

    「都会から抜けられない」といつも言っていたのに、
    息子(長男)のいる伊達市にわざわざ来るというのは
    どうも弱ってきている証拠かもしれない。

    父親の性格は典型的な高度経済成長時代のモーレツサラリーマン的
    ステレオタイプ。某大手鉄鋼会社にいて役員までなったので
    サラリーマンでは成功した部類だろう。

    母親は根っからのお嬢様の出で、世間知らず。
    私が楽天的なのも彼女の気質を受け継いだと思っている。

    そんなふたりは、この地方都市で何をしようというのか。

    2009年5月27日水曜日

    ニセコ長期滞在施設は一般賃貸用に変換・・・


    ニセコの長期滞在施設の3つのうち、1つを残して2つを一般賃貸に作戦変更。
    これは昨年の11月以降の世界経済不況のあおりをうけて、
    今年度のヒラフ界隈を中心としたニセコ開発工事着工が
    極端に少なくなる想定のもとの判断。

    冬にはスキー場に海外を含めてたくさんのお客さんが長期滞在に来るのは来シーズンも見込めるのだが、それまでの春夏秋シーズンを長期滞在で埋めないと、一般賃貸で通年まわした方が有利である。

    2月後半にはオーナーと相談して方向転換をし、春先まで一般賃貸用
    リフォームを完了させる。

    その後、各会社の倶知安への転勤に間に合わせて
    関係各所にチラシを撒いたり、倶知安支店を持つ会社に営業、
    不動産のWeb情報を流したり、アナログ/デジタルの
    マーケティングで44戸の内、長期滞在用に残した8戸をのぞき
    すべて満室にできた。

    8戸については、状況を見ながら一般賃貸用への転換も考えて行く。


    4月/5月・・・案の定、ヒラフ地域での工事がない。
    ニセコ地域でちらほら。小さいプロジェクトがあっても
    札幌の業者さんは経費節減で「通い」のようである。

    一般賃貸用に切り替えてまずは成功だったようだ。

    ニセコエリアの長期滞在用施設については今後また
    考えていくこととする。



    2009年2月21日土曜日

    北海道の季節移住

    みなさまご無沙汰しております。

    新事業「北海道ロングステイ」事業の事業化のために
    昨年の9月よりニセコエリアに駐在しております。

    季節移住を考えた場合、北海道には夏に避暑を目的に
    いらっしゃる方が多いのですが、
    スキーやスノーボードを楽しみに来るニセコエリアには
    むしろ冬がハイシーズン。
    宿泊施設の中でも自炊設備のある優良なコンドミニアムが
    多数あるので、この地は北海道のロングステイの
    メッカとなりうるでしょう。

    ニセコと伊達は約70−80km。
    夏であれば車で1時間ちょっとの距離で、意外と近いのです。

    このエリア(倶知安〜ニセコヒラフスキー場から車で15分)に
    実験的に家具付アパートを20部屋ほど用意して
    昨年秋口から冬にかけて、格安長期滞在アパートを
    運用してみたところ、おかげさまで満室になり、この景気の
    減速状況でもいい結果を出せました。

    残念ながら伊達市には長期滞在用宿泊施設が不足しており、
    それを増やすのはなかなか難しいと思います。

    そこで、たとえば夏の間にニセコエリアに長期滞在施設を
    拠点に持ち、伊達市をはじめ、道央(札幌周辺、小樽など)や
    伊達市エリア、そして道南(函館、八雲など)を、あるいは
    富良野や道東の方へも、旅行がてらにゆっくりと
    まわってみることを提案していきたいと思います。

    もう少し時間をください。

    なお、ニセコロングステイ MSKアパートメントは
    こちら・・・

    ニセコロングステイ