2007年6月4日月曜日

田舎暮らしのススメ


毎年総務省が出している『田舎暮らしのススメ』という冊子がある。
この本は、大都市から地方への移住を促進させて地方活性につなげようという目的でつくられたもので、とてもおしゃれなイメージ写真本で、日本各地のおすすめ移住先のプチ紹介のような感じのものである。
昨年のものを見せてもらったが、「田舎のゆったり感」とか「自然と癒し」に充分浸れる内容となっている。今日はその取材で編集担当の女性が伊達市に来てくれたのだ。
はっきり言って、この本は、「田舎」の良さをイメージとして提示する、いわゆる「まずは移住したい気分を」作るような目的で作られていて、各地の突っ込んだ情報を載せているわけではない。

ただ、きっと都会の人にはきっと「ウケる」し、こういう導入部がまずは必要なんだろうなと思う。
彼女には、伊達市の魅力をトクトクと訴えたわけだが、話の中で伊達市の最近の移入者の年齢層で一番多いのは、なんと20代!、そしてその次は30代!ということがわかったのだ。

原因はおそらく、福祉関係の職場が多い(売り手市場)ということからくるのであろうが、それにしても驚きである。有効求人倍率が高いと言われる伊達市。実際には正社員募集は少ないが、確かに薬剤師や介護福祉士、看護婦などはしょっちゅう募集があるようだ。

話の中でわかったのだが、今回取材にいらした担当のチャーミングな女性のお姉様がなんと薬剤師というではないか。
すかさず「お姉様にくれぐれもよろしく。」としっかりと売り込みをしたのだった。

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