2007年5月10日木曜日

移住コンシェルジュ参上!(その1)

コンシェルジュ(コンシェルジェ)【concierge】という言葉は、フランス語 の響きがする。

フランスではアパートの管理人の意味らしいが、一般的にはホテルなどで劇場のチケットなどを手配するなど、ちょっとした面倒な仕事をアレンジしたり代行したりする人のことを言うようだ。まあ日本語で言えば「ご用聞き」ということになろうか。
そして「移住コンシェルジュ」とは、移住を検討しに来るお客様に対して、現地でいろいろと相談にのったり、お世話をしたりする存在と認識されているようだ。

さて、私は、ここ北海道伊達市では「移住コンシェルジュ」と言われることがある。

確かにこの北海道伊達市に移住を検討しにいらっしゃる方々と接点を持ち、時にご用聞きのような存在にもなりはするが、自分としては「コンシェルジュ」とはちょっと違う存在だなあとも思う。

私はどちらかというと、このまちの「プロモーター」(売り込み人)である。

このまち北海道伊達市に興味をもってご訪問された方々に対し、このまちの魅力や現状をご紹介しながら、「どうでしょう。素敵なまちでしょ?住んでみませんか?」とこの地を売り込む人間である。
だから「ご用聞き」でというよりも「セールスマン」に近い。

ただ、「移住プロモーター」というのも違う。
単に「移住させること」が私の目的ではないからである。
それは「なぜ移住してもらいたいか」という理由に答えがある。
このことは「移住促進」や「移住ブーム」を考える意味で大変大切なことである。

でも今はとりあえず、最近世の中で認知されつつある「移住コンシェルジュ」を語っておこうと思う。

(つづく)

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